会社名の「sfidaコンサルティング」の由来についてはAboutのページで触れておりますので、今回はロゴとコーポレートカラーについてお伝えが出来ればと思います。
専門家として、企業のブランディングやCI(コーポレートアイデンティティ)の大切さについては身に沁みており、起業を考えた時からこだわりをもってプランを練っておりました。※ブランディングの大切さについては別の機会にブログに書きます
シンプルでありながら、企業のバリューやビジョンを感じさせるようなロゴのデザインにしたいと考えていたので、まずはバリュー(価値観)の書き出しから始め、
<バリュー>
- 私たちは高度な知やノウハウによってクライアントの挑戦を支援する会社であること
- ひとりひとりのクライアントに想いを込めて寄り添う、「心」のある会社であること
- 実践と成果にこだわる「強い意志」をもつ会社であること
- 地域の若い力を惹きつけ、成長や自己実現の機会を提供できる会社であること
次に、バリューと一貫性をもたせるデザインの方向性を決め、
<方向性>
- 知性と意志の強さを感じさせるデザインであること
- 手にした人が誇りを感じる(かっこ良いと感じる)デザインであること
次のような具体的なイメージをオーダーし、制作を依頼しました。
<イメージ>
- グレーのコーポレートカラーで下記の2つの意味合いを表現
- 知性と落ち着き
- 何にでも合わせられるグレー⇒主役はそれぞれの色をもつクライアントで、私達はクライアントの色を最大限引き立てる役割
- sfidaの「i」にレッドを配色し下記の2つの意味合いを表現
- iを人に見立て、挑戦の中心には人がいて、人間の想いを大切にしていること
- 情熱のイメージであるレッド⇒意志・情熱を大切にしていること
- スタイリッシュでありながら、少し重みも感じさせる字体
ロゴや名刺を含めたCIの制作は、大学時代の友人でクリエイターのYellow Jokeの河野社長にお願いし、こだわりの強い私の我儘に付き合ってもらいながら、とてもクオリティが高く、満足のいくものに仕上げてもらいました。ありがとうございました。
特に名刺に関しては何のオーダーも出さずにお任せでデザインを提案してもらったのですが、余白(空間)や引き算にこだわる私のデザイン上の好みや、情報量を少なくしてエントロピー(混沌性)を抑えたいという情報デザイン論的なこだわりを最大限に表現してもらい、最高のものが手元に届きました。
まだ起業をして数日ですが、名刺交換のお相手からは「かっこいい」「すごい」と言われることが多く、お相手の印象に残るご挨拶が出来たのではないかと思います。
認知があっても購買場面で「想起」がされなければ実際の購買にはつながらない、という教訓がマーケティングにあるように、経営者が何かにチャレンジをする時、支援を必要とする時に、想起をしてもらえるようなブランドに育てていきたいと思います。